2024年の振り返り
Date: 2024-12-31
経緯
TLを見ていたら色んな人が今年の振り返り記事を書いていたので、駆け込みで自分も書いた。
今年の近況
精神の不調
昨年度末ぐらいから最近までのかなり長い期間体調が悪くて全然活動することができず、今年一年はそのような自分の状態と付き合うのに精神のほとんどを消費していた。
もともとB1の頃から冬になると慢性的に無気力になってしまい、毎冬かなりの単位を落としてしまっていて、2023年も進級できるか危うかったところを同じ授業を履修していた友人たちや偉大な先人に説得、鼓舞されたおかげでなんとか手を動かして必須の単位を取ることに成功し、B4に進級することはできた。
休学の決定
しかし、B4の春過ぎ頃から後述の対処法が見つかった11月頃までの期間再びそのような状態になってしまいかなり苦しんでいた。
具体的には、今年の6月ぐらいから研究室およびゼミにほとんど行くことができず当然研究の進捗も出せなかったため、指導教員に勧められたこともあり8月末に休学することを決意し、休学届けを提出した。
症状への対処
ホケカンの予約
ほとんどゼミに出席できなくなった6月中頃に、指導教員に「長期にわたって体調が悪く自分で対処できる見込みがないのであれば、専門の人に助けてもらうのがよい」という旨のことを個別のTeamsの通話で言われて、その場で筑波大学保健管理センター精神科に受診の連絡をして日程を確定させた。
こういう面倒を見てもらえて本当に指導教員には感謝している。そういう面も含めて研究室を選んだ甲斐があったと思った。
SSRI、SNRI、NaSSAの処方
後日、とはいっても初診なので一ヶ月近く待たされた7月末ごろに初めての受診に行った。そして問診の結果、抗うつ薬の一種であるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の一種であるフルボキサミンマレイン酸塩(これは成分名、一般名はルボックス、デプロメール)という薬を処方された。
しかし、このフルボキサミンではあまり効果が出ていると実感できず、別の抗うつ薬のSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)の一種であるミルナシプラン塩酸塩(一般名はトレドミン)やNaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)の一種であるミルタザピン(一般名はリフレックス、レメロン)などを一ヶ月ずつぐらい試したが、ここまでのものもあまり変わらなかった。
アリピプラゾールの処方
そこで、11月中頃に主治医に別の薬として、非定型精神病薬であるアリピプラゾール(一般名はエビリファイ)を処方された。
これが自分にはうまいこと刺さったようで、これまで一番苦しんでいた、時間を有効に使いたいのに手が動かずうまく活動できないという症状が改善された。それによってほとんど苦もなく長時間のパソコン作業ができるようになって、自己効力感をとても回復することができた。
これが一番に現れているのがGitHubの草である。12月頭頃から明らかに継続してパソコンをすることができていて、精神が健康な状態を保てている。
総括
今年は思うように活動できず、自分の精神と肉体をコントロールしようとすることに神経を注いだ年ではあったが、休学してモラトリアムを一年延長できたということ自体は喜ばしいと考えている。というのも、まだ私は労働の経験自体がそこまで多くなく、現在でもこのまま将来パソコンの仕事をするという決断をできていないからだ。その結論がどうなろうと、おそらく私の人生はほとんど変わらないだろうと思えるくらいには趣味や周りの人に恵まれて生きているのでそういう意味で私は将来への心配はあまりないのだが、やはり将来どうしたいのか決断できていないということ自体が卒業への不安であり、この数年で早めに決めなければいけないなぁとは考えている。
また、今現在手が動いたことで精神の不調は一時的に消えているが、いつまたこれが再発するとも限らないわけで今後の人生をかけてこれと付き合っていかなければいけないなぁとも考えている。
このようなボロボロの自分ではありますが、これを見ている皆様へ、2024年はお世話になりました。また2025年も何卒よろしくお願いいたします。